崔 浩(読み)さいこう

旺文社世界史事典 三訂版 「崔 浩」の解説

崔 浩
さいこう

381?〜450
南北朝時代の北魏の政治家
明元 (めいげん) 帝に仕えて枢機に参与し,柔然 (じゆうぜん) と戦って大功をたてた。太武帝のとき,漢人官僚として敏腕をふるい,寇謙之 (こうけんし) と組んで道教国教とし,446年廃仏を断行させた。国史編纂 (へんさん) に際し,鮮卑の反感をかい,太武帝に殺された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android