法則の辞典 「崩壊の法則」の解説 崩壊の法則【decay law,law of disintegration】 素粒子論の分野では,崩壊の法則,放射化学などの分野では,壊変の法則*という訳語がそれぞれ主に使われているが,t 時間経過後に崩壊(壊変)しないで残っている核種や素粒子の数を N,最初の数を N0 としたとき N=N0exp(-λt) の関係が成立する.これを崩壊の法則(壊変の法則)という.両辺を時間で微分した の式を指すこともある.λ は壊変定数(崩壊定数)と呼ばれ,半減期 T1/2 とは次のような関係にある λT1/2=ln2=0.69315 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報