嵐巌笑(読み)アラシ ガンショウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「嵐巌笑」の解説

嵐 巌笑
アラシ ガンショウ


職業
俳優

本名
北村 保次郎

別名
旧名=実川 都若,実川 延丈,俳号=菊童

屋号
小村屋

生年月日
文久2年 10月15日

出生地
京都府 京都市下京区祗園新地

経歴
明治3年実川都若を名乗り「時鳥殺し」で初舞台、のち実川延丈と改め、9年「双葉絵草紙」を演じる。10年4代嵐璃寛の門下に入り巌笑と改名、娘役や二枚目の立役として活躍。後年老朽脇役として敵役女形も兼ねた。

没年月日
昭和5年 11月19日 (1930年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「嵐巌笑」の解説

嵐 巌笑
アラシ ガンショウ

明治・大正期の俳優



生年
文久2年10月15日(1862年)

没年
昭和5(1930)年11月19日

出生地
京都府京都市下京区祗園新地

本名
北村 保次郎

別名
旧名=実川 都若,実川 延丈,俳号=菊童

屋号
小村屋

経歴
明治3年実川都若を名のり「時鳥殺し」で初舞台、のち実川延丈と改め、9年「双葉絵草紙」を演じる。10年4代嵐璃寛の門下に入り巌笑と改名、娘役や二枚目の立役として活躍。後年は老朽の脇役として敵役、女方も兼ねた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐巌笑」の解説

嵐巌笑 あらし-がんしょう

1862-1930 明治-大正時代歌舞伎役者
文久2年10月15日生まれ。明治10年4代嵐璃寛(りかん)の門にはいり,巌笑と名のり,立役(たちやく)の人気役者として京都,大阪で活躍。後年は和事,実事にすぐれ,敵役,女方をかねた。昭和5年11月19日死去。69歳。京都出身。本名は北村保次郎。初名は実川都若。前名は実川延丈。俳名は菊童。屋号は小村屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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