嵐猪三郎(読み)あらし いさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐猪三郎」の解説

嵐猪三郎(初代) あらし-いさぶろう

1766-1825 江戸時代後期の歌舞伎役者
明和3年生まれ。初代嵐吉三郎の長男。2代中村十蔵の門にはいり,立役(たちやく)として京都,大坂で活躍した。当たり役は「恋女房」の逸平など。文政8年10月20日(一説に5月13日)死去。60歳。初名は中村大三郎。前名は嵐徳三郎(初代)。俳名は環子,冠子屋号は三笠屋。

嵐猪三郎(2代) あらし-いさぶろう

嵐冠十郎(あらし-かんじゅうろう)(初代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android