中村大三郎(読み)ナカムラ ダイザブロウ

20世紀日本人名事典 「中村大三郎」の解説

中村 大三郎
ナカムラ ダイザブロウ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治31(1898)年

没年
昭和22(1947)年9月14日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都市立美術工芸学校卒,京都市立絵画専門学校〔大正8年〕卒

経歴
西山翠嶂師事。大正7年第12回文展で「懴悔」初入選。8年第1回帝展「双六出品、第2回展「静夜聞香」、第4回展「灯籠大臣」が特選。13年京都市立美術工芸学校教諭、14年京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)助教授、のち教授。桃山風美人画から現代的美人画に移り、15年「ピアノ」次いで「編物」「婦女」などを発表。昭和3年第9回帝展では審査員。13年ごろから能楽の世界に取材、「弱法師」「三井寺」「野々宮」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村大三郎」の解説

中村大三郎 なかむら-だいざぶろう

1898-1947 大正-昭和時代の日本画家。
明治31年3月21日生まれ。西山翠嶂(すいしょう)にまなぶ。大正7年「懺悔」で文展初入選,のち帝展で「静夜聞香」と「灯籠(とうろう)の大臣」が特選となる。昭和11年母校京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)教授。美人画がおおい。昭和22年9月14日死去。50歳。京都出身。作品に「ピアノ」「弱法師(よろぼし)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「中村大三郎」の解説

中村 大三郎 (なかむら だいざぶろう)

生年月日:1898年3月21日
大正時代;昭和時代の日本画家
1947年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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