巌下(読み)がんか

精選版 日本国語大辞典 「巌下」の意味・読み・例文・類語

がん‐か【岩下・巖下】

  1. 〘 名詞 〙 大きな岩の下。
    1. [初出の実例]「つねに袖裏に蒲団をたづさへて、あるひは巖下にも坐禅す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・襄王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「巌下」の読み・字形・画数・意味

【巌下】がんか

崖巌の下。〔世説新語容止〕裴令(楷)、王安豐(戎)を目すらく、眼爛爛として、巖下の電(いなづま)の如しと。

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