巌崎健造(読み)イワサキ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「巌崎健造」の解説

巌崎 健造
イワサキ ケンゾウ

江戸時代末期・明治期の棋士(囲碁) 方円社社長。



生年
天保12年9月1日(1841年)

没年
大正12(1923)年10月2日

出生地
武蔵国田無(東京都西東京市)

旧姓(旧名)
海老沢

経歴
旅籠の二男に生まれる。年少の頃から囲碁をよくし、江戸に出て太田雄蔵本因坊秀和安井算知師事。安政3年(1856年)初段、20歳の頃に5段となる。明治4年大久保利通の知遇を得て官界に入り、裁判所などに勤務。25年棋界に復帰、方円社に属した。32年同社社長、40年8段。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android