巖廊(読み)がんろう

精選版 日本国語大辞典 「巖廊」の意味・読み・例文・類語

がん‐ろう‥ラウ【巖廊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「巖」は、おごそかの意で宮殿をいい、「廊」は、ひさし、また堂の両わきの室の意 ) 宮殿の両側部屋。転じて、朝廷皇居をいう。
    1. [初出の実例]「四海殷昌、旒絋無為、巖廊多暇」(出典懐風藻(751)序)
    2. [その他の文献]〔塩鉄論‐憂辺〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android