川千鳥(読み)カワチドリ

デジタル大辞泉 「川千鳥」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ちどり〔かは‐〕【川千鳥】

川にいるチドリ川辺に集まるチドリ。 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「川千鳥」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ちどりかは‥【川千鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 川にいる千鳥。川辺に集まる千鳥。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「夜くたちて鳴く河波知登里(カハチトリ)うべしこそ昔の人もしのひきにけれ」(出典万葉集(8C後)一九・四一四七)
  3. スッポンをいう隠語
    1. [初出の実例]「ときにはやればさまざまに、姫御前の身で川千鳥(カハチドリ)」(出典:滑稽本・当世真々乃川(1785)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android