川原悠々(読み)かわはら ゆうゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川原悠々」の解説

川原悠々 かわはら-ゆうゆう

1776-1858* 江戸時代後期の武士,俳人
安永5年生まれ。肥前大村藩(長崎県)藩士。享和元年江戸藩邸詰めとなる。天保(てんぽう)元年世子伊織(のちの11代藩主大村純顕)の守役,4年伊織,弾正(のちの白河藩主阿部正備(まさかた))の守役を命じられる。京都の呉服商寿堂に俳諧(はいかい)をまなび,句集「荻苞(てきほう)集」をだした。安政4年11月27日死去。82歳。名は元治

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android