日本歴史地名大系 「川名新林横穴群」の解説 川名新林横穴群かわなしんばやしよこあなぐん 神奈川県:藤沢市川名村川名新林横穴群[現在地名]藤沢市川名境(さかい)川下流左岸の通称片瀬(かたせ)山の山腹に位置する。片瀬山では一〇〇基以上の横穴が確認されており、全面調査をすれば二〇〇基近くの横穴の存在が予想され、藤沢市内では最大の密集地域である。横穴群は各支谷に分布するため、各地の字名をつけてグループ分けされている。新林(しんばやし)では溺谷の両袖斜面に横穴が確認されていたが、小学校建設に伴って、昭和五一年(一九七六)と五二年に事前調査された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報