デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎権太夫」の解説 川崎権太夫 かわさき-ごんだゆう ?-? 室町時代の神職。陸奥(むつ)津軽鼻和郡如来瀬(青森県岩木町)の人。雨期になると堰(せき)が崩壊して被害にくるしむ岩木川左岸の村々のため,文明(1469-87)のころ白馬にのって水中にはいり,杭(くい)止めの人柱となったという。以降水害はおさまり,堰神としてまつられている。一説には江戸時代前期の元和(げんな)(1615-24)のころの人ともいわれる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例