川曲(読み)かわわ

精選版 日本国語大辞典 「川曲」の意味・読み・例文・類語

かわ‐わかは‥【川曲・河曲】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 河川が湾曲して、ゆるやかな流れをなしているところ。かわくま。かわわた。
    1. [初出の実例]「大忌神を広瀬の河曲(かはワ)に祭(いは)ふ」(出典日本書紀(720)天武四年四月(北野本訓))
  2. [ 2 ] ( 河曲 ) 三重県の北東部にあった郡。「かわの」ともいい、川曲とも書いた。明治二九年(一八九六)奄芸(あんき)郡と合併して河芸(かわげ)郡となる。

かわ‐わたかは‥【川曲】

  1. 〘 名詞 〙かわわ(川曲)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「かはわたにおのおのつくるふししばをひとつにくさるあさこほりかな」(出典:聞書集(12C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「川曲」の読み・字形・画数・意味

【川曲】せんきよく

川のくま。

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