川柳新田(読み)かわやなぎしんでん

日本歴史地名大系 「川柳新田」の解説

川柳新田
かわやなぎしんでん

[現在地名]御殿場市川柳

北・西・南の三方中畑なかばた村に囲まれ、南東永塚ながつか村。元禄一二年(一六九九)の覚(川柳区有文書、以下断りのない限り同文書)では承応三年(一六五四)の開発で、明暦三年(一六五七)検地を受けたといい、寛政五年(一七九三)中畑村との村境論の折の取替証文(中畑区有文書)によれば明暦元年に中畑村分の地を開発した新田という。なお天和三年(一六八三)に開発された中畑村分の六郎畑は当新田の出作地で、実質的には当新田の一部とされていたようである(前掲覚)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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