川田順造(読み)かわだ じゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川田順造」の解説

川田順造 かわだ-じゅんぞう

1934- 昭和後期-平成時代の文化人類学者。
昭和9年6月20日生まれ。埼玉大助教授などをへて,昭和59年東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所教授。のち国立民族学博物館教授を併任。のち広島市立大教授,神奈川大教授を歴任西アフリカモシ族を実地調査,無文字社会の歴史と文化を研究。平成4年「口頭伝承論」で毎日出版文化賞。14年小泉文夫音楽賞。21年文化功労者。東京出身。東大卒。著作ほかに「曠野から」「無文字社会の歴史」「西の風・南の風」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む