川角太閤記(読み)カワスミタイコウキ

精選版 日本国語大辞典 「川角太閤記」の意味・読み・例文・類語

かわすみたいこうきかはすみタイカフキ【川角太閤記】

  1. 安土桃山時代実録五巻。川角三郎右衛門著。元和七~寛永二年(一六二一‐二五)頃の成立か。豊臣秀吉の伝記「太閤記」の一種。嘉永元年(一八四八)、三宅稹卿が発見、翌年その子弘道が校訂、同四年に刊行

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の川角太閤記の言及

【太閤記】より

…《改定史籍集覧》,岩波文庫所収。 甫庵の《太閤記》のほかに,《川角(かわすみ)太閤記》,《太閤軍記》,《真書太閤記》(《太閤真顕記》《真顕太閤記》)などがある。
[川角太閤記]
 5巻5冊。…

※「川角太閤記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む