川角太閤記(読み)カワスミタイコウキ

デジタル大辞泉 「川角太閤記」の意味・読み・例文・類語

かわすみたいこうき〔かはすみタイカフキ〕【川角太閤記】

江戸初期の軍記。5巻。川角三郎右衛門著といわれる。元和年間(1615~1624)ごろの成立豊臣秀吉軍功中心にした一代記。→太閤記

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精選版 日本国語大辞典 「川角太閤記」の意味・読み・例文・類語

かわすみたいこうきかはすみタイカフキ【川角太閤記】

  1. 安土桃山時代実録五巻。川角三郎右衛門著。元和七~寛永二年(一六二一‐二五)頃の成立か。豊臣秀吉の伝記「太閤記」の一種。嘉永元年(一八四八)、三宅稹卿が発見、翌年その子弘道が校訂、同四年に刊行

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世界大百科事典(旧版)内の川角太閤記の言及

【太閤記】より

…《改定史籍集覧》,岩波文庫所収。 甫庵の《太閤記》のほかに,《川角(かわすみ)太閤記》,《太閤軍記》,《真書太閤記》(《太閤真顕記》《真顕太閤記》)などがある。
[川角太閤記]
 5巻5冊。…

※「川角太閤記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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