川雀(読み)カワスズメ

デジタル大辞泉 「川雀」の意味・読み・例文・類語

かわ‐すずめ〔かは‐〕【川×雀】

スズキ目カワスズメ科の淡水魚ティラピア類の一種体長約40センチ。東アフリカ原産。日本にも移入され、沖縄などで自然繁殖がみられる。食用。モザンビークティラピア。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「川雀」の意味・読み・例文・類語

かわ‐すずめかは‥【川雀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「かわせみ(翡翠)」の異名。〔書言字考節用集(1717)〕
  3. スズキ目カワスズメ科の淡水魚。汽水域にも生息する。体長三〇センチメートル、タイ形で側扁する。体色は暗褐色で、産卵期には雄に婚姻色が現われる。雌は卵や仔稚魚を口内哺育する。アフリカの東・南部原産。日本へは第二次大戦後移入された。鹿児島や沖縄では自然繁殖している。食用とする。ティラピア。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android