精選版 日本国語大辞典 「左左立」の意味・読み・例文・類語
さっさ‐だて【左左立】
〘名〙 古くからある、数あて遊戯の一つ。たとえば、甲が一回につき乙に一個やるか、さもなければ丙に二個やるという約束のもとに、与えられた個数のものを小出しに両方に分けてゆき、丁がその分ける回数だけを聞いて、乙、丙に分けられた個数をあてる遊び。分けるたびに「さあ」「さあ」と声をかけるのでその名がある。盤上の碁石で行なうことが多い。ささだて。
※異制庭訓往来(14C中)「左々立、有哉立、是於二局上之遊一尤容易者也」
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