左派連合内閣(フランス)(読み)さはれんごうないかく

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

左派連合内閣(フランス)
さはれんごうないかく

1924年の選挙で成立した急進社会党エリオ首班とする左派内閣
第一次世界大戦以降フランスの政治を動かしていた保守勢力の「ブロック−ナショナル」に対抗し,社会党・急進社会党は「左翼カルテル」と呼ばれる提携を結んで選挙に勝利し,エリオ内閣を成立させた。1925年に崩壊するまでその期間は短かったが,ルール撤兵,ドーズ案の受け入れ,ソ連承認など国際協調政策を進めた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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