左納言(読み)さどうげん

精選版 日本国語大辞典 「左納言」の意味・読み・例文・類語

さ‐どうげん‥ダフゲン【左納言】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「どう」は「納」の漢音。「納言」は、中国、舜代の官職名で、天子の言を下に伝え、下の言を上に納(い)れたとされる ) 天子の側近に仕える官。
    1. [初出の実例]「彼の左納言右大史、朝に恩を受けて、ゆふべに死を賜はると、白居易のかきしも」(出典:平治物語(1220頃か)中)
    2. [その他の文献]〔白居易‐新楽府・太行路〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む