左素(読み)さそ

精選版 日本国語大辞典 「左素」の意味・読み・例文・類語

さ‐そ【左素】

  1. 〘 名詞 〙 手紙文末尾に書く語。文末の左に空白を残して敬意を表わすの意。謹空(きんくう)
    1. [初出の実例]「謹空又敬空とも云〈略〉後世書簡に左沖左素など書くと同じきことにて、奥を明くるを敬とすといへり」(出典:随筆・秉燭譚(1729)五)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「左素」の解説

左素 さそ

?-? 室町時代画僧
周文にまなぶ。のち可翁(かおう)の画風を研究し,水墨の文殊像をよくえがいた。永享(1429-41)のころの人といわれる。

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