デジタル大辞泉 「差し止む」の意味・読み・例文・類語 さし‐とど・む【差し▽止む】 ［動マ下二］「差し止とめる2」に同じ。「御舟しばし―・めたるを見給へば」〈源・浮舟〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「差し止む」の意味・読み・例文・類語 さし‐とど・む【差止・差留・刺留】 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① ( 刺留 ) ＝さしとめる（差止）①[初出の実例]「猛き獣(しし)も人に逢ひては止む。逆射(まちい)て且刺(サシトトメ)しめよ」(出典：日本書紀（720）雄略五年二月（前田本訓）)② ＝さしとめる（差止）②[初出の実例]「これなん橘の小島と申して、御船しばしさしとどめたるを」(出典：源氏物語（1001‐14頃）浮舟)③ ( 「さし」は接頭語 ) ＝さしとめる（差止）④[初出の実例]「一夫怒ていれば、さしととめられてえいらぬ処ぞ」(出典：漢書列伝竺桃抄（1458‐60）陳勝項籍第一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
