精選版 日本国語大辞典 「差上」の意味・読み・例文・類語 さし‐あげ【差上】 〘 名詞 〙① さしあげること。② 版画の絵師が校正刷一枚に彩色を完全に施し、彫師に渡してその通り彫刻させること。[初出の実例]「画師は〈略〉彩色をする。『さしあげ』と云って、摺師はこれを手本に仕事をするのである」(出典:こしかたの記(1961)〈鏑木清方〉口絵華やかなりし頃)③ ウグイス・コマドリなどの雛を野山から連れてきて、飼育すること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例