巽孝之丞(読み)たつみ こうのじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巽孝之丞」の解説

巽孝之丞 たつみ-こうのじょう

1864-1931 明治-昭和時代前期の銀行家
元治(げんじ)元年12月生まれ。明治16年横浜正金銀行にはいり,ロンドン支店支配人をへて,大正9年常務となる。井上準之助蔵相の内命で,関東大震災復興のための外債引受団結成に尽力した。昭和6年6月11日死去。68歳。紀伊(きい)那賀郡(和歌山県)出身。慶応義塾卒。旧姓吉川

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android