巽孝之丞(読み)タツミ コウノジョウ

20世紀日本人名事典 「巽孝之丞」の解説

巽 孝之丞
タツミ コウノジョウ

明治〜昭和期の銀行家 横浜正金銀行常務。



生年
元治1年12月(1864年)

没年
昭和6(1931)年6月11日

出身地
紀伊那賀郡(和歌山県)

旧姓(旧名)
吉川

学歴〔年〕
慶応義塾卒

経歴
明治16年横浜正金銀行に入り、ロンドン支店支配人を経て、大正9年常務となる。井上準之助蔵相の内命で、関東大震災復興のための外債引受団結成に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巽孝之丞」の解説

巽孝之丞 たつみ-こうのじょう

1864-1931 明治-昭和時代前期の銀行家。
元治(げんじ)元年12月生まれ。明治16年横浜正金銀行にはいり,ロンドン支店支配人をへて,大正9年常務となる。井上準之助蔵相の内命で,関東大震災復興のための外債引受団結成に尽力した。昭和6年6月11日死去。68歳。紀伊(きい)那賀郡(和歌山県)出身。慶応義塾卒。旧姓は吉川。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android