市之瀬広太(読み)イチノセ ヒロタ

20世紀日本人名事典 「市之瀬広太」の解説

市之瀬 広太
イチノセ ヒロタ

昭和・平成期の彫刻家 名古屋芸術大学名誉教授



生年
明治42(1909)年8月20日

没年
平成7(1995)年2月23日

出生地
岐阜県瑞浪市

学歴〔年〕
多治見工業学校(現・多治見工)〔昭和2年〕卒

主な受賞名〔年〕
日展特選〔昭和29年〕「流想」,日展菊華賞〔昭和37年〕「破る」,岐阜県文部大臣賞,構造賞

経歴
東京の陶器会社に入社後、本格的に彫刻を始め、昭和21年「女の座像」で日展に初入選。43年から16年間名古屋芸大の教授を務め、のち同大名誉教授に。平成元年瑞浪市に作品約100点を寄贈、3年市之瀬広太記念館が建てられ、作品が展示される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市之瀬広太」の解説

市之瀬広太 いちのせ-ひろた

1909-1995 昭和-平成時代の彫刻家。
明治42年8月20日生まれ。雨宮治郎,斎藤素巌師事。昭和8年「キネ子の顔」で構造社展最高構造賞,37年「破る」で日展菊華賞。43年名古屋芸大教授。平成7年2月23日死去。85歳。岐阜県出身。多治見工業卒。
格言など】彫刻は決して難しいものではなく,感覚的,直感的に見ればよい(日ごろ口にしたことば)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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