市川君圭(読み)いちかわ くんけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川君圭」の解説

市川君圭 いちかわ-くんけい

1736-1803 江戸時代中期-後期画家
元文元年生まれ。市川君障の父。京都で中国の元(げん)・明(みん)代の名画を研究し,とくに鶏をえがく名人といわれた。門弟張月樵(ちょう-げっしょう)。享和3年2月2日死去。68歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。名は廸,適。字(あざな)は君啓。通称は弁蔵。別号に眠竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android