ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフシャール朝」の意味・わかりやすい解説
アフシャール朝
アフシャールちょう
Afshārids; Afshārīyah
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トルコ系のアフシャールAfshâr人のナーディル・シャーが建てたイランの王朝(1736~1795)。彼はイランをアフガン人、オスマン・トルコ、ロシアの侵入から救い、サファビー朝最後の王の死去に伴って、1736年国王に推戴(すいたい)された。アフガニスタン、インド、中央アジアへの遠征、トルコ軍の撃破などによって領土を拡張し、国威を発揚したが、スンニー主義を掲げたり、国庫の窮乏を国民への重い課税で補うなど、内政面では失敗を重ねた。ことに、その晩年には残忍な圧制者となり、各地で反乱が起こった。彼が暗殺されると、王朝も急速に衰え、ホラサーンの地方政権と化した。
[羽田亨一]
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