あぶら‐かす【油×粕/油×糟】
1 大豆やアブラナ・アマなどの種子から油をしぼりとった残りのかす。肥料や家畜の飼料用。
2 (油かす)牛の内臓肉を時間をかけて油で揚げ、小さく切り分けたもの。中が柔らかく、外側がかりっとしていて香ばしい。→かすうどん
[補説]書名別項。→油糟
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油粕【あぶらかす】
油脂に富む植物種子から油をしぼった粕の総称。大豆粕は栄養価に富み,みそ,醤油の原料や飼料にされ,その他,菜種粕,綿実粕など多くの油粕は窒素肥料として利用される。
→関連項目飼料|濃厚飼料
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油粕
あぶらかす
干鰯 (ほしか) と並ぶ江戸時代における金肥の中心
植物の種子から油をしぼった粕 (かす) で,種子の種類によって,ダイズアブラ粕などと呼ぶ。江戸中期から大正時代ごろまで盛んに使われた。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報