市川平三郎(読み)いちかわ へいざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川平三郎」の解説

市川平三郎 いちかわ-へいざぶろう

1923- 昭和後期-平成時代の放射線医学者。
大正12年10月28日生まれ。千葉大助教授,国立がんセンター放射線科医長をへて,昭和51年同病院長。胃のX線二重造影法白壁彦夫,熊倉賢二とともに開発し,胃がん早期発見に貢献した。日本癌(がん)治療学会会長などをつとめた。東京出身。千葉医大(現千葉大)卒。著作に「胃X線診断の実際」(共著)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例