…中世には斎市開設に市神を勧請したという。市神祭は正月の初市に行われるのが通例で,山伏がこれに関与し祭文を読む例が文献に見えており,山伏と市との関係を考えるうえで示唆に富む。市神の神体や信仰の消滅は急速だが,今日,東北,北陸,信州,九州南部に比較的よく残存している。…
※「市神祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...