市谷仲之町（読み）いちがやなかのちよう

日本歴史地名大系 「市谷仲之町」の解説

市谷仲之町
いちがやなかのちよう

[現在地名]新宿区市谷仲之町

明治四年（一八七一）に旧旗本屋敷・根来百人組屋敷・尾張西門通馬場が合併して成立。町名は近世以来の里俗名をとった。仲之町の名は当地の東西に尾張藩徳川家の上屋敷および下屋敷があり、その中間に位置することに由来するといわれる。町域の北部は延宝年間（一六七三―八一）に松平摂津守の屋敷が置かれるが、天和三年（一六八三）には上地となり、以降旗本屋敷として二六に分割される（沿革図書）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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