市郎太夫節(読み)いちろうだゆうぶし

精選版 日本国語大辞典 「市郎太夫節」の意味・読み・例文・類語

いちろうだゆう‐ぶしいちラウダイフ‥【市郎太夫節】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃節一つ井上播磨掾(はりまのじょう)門弟井上市郎太夫の語り出した節。天和貞享一六八一‐八八)期の小流派。
    1. [初出の実例]「市郎太夫ぶし〈大森市郎太夫〉」(出典:南水漫遊拾遺(1820頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android