市野萱村(読み)いちのかやむら

日本歴史地名大系 「市野萱村」の解説

市野萱村
いちのかやむら

[現在地名]下仁田町南野牧みなみのまき

市ノ萱川と屋敷やしき川の合流する谷口の集落。上信国境に位置し、東は三瀬みつせ村、西は内山うちやま峠を越えて内山(現長野県佐久市)志賀しが越で志賀(現同上)香坂こうさか峠越で香坂新田村(現同上)と接する。近世はおおむね幕府領。寛文郷帳には元禄郷帳で枝村とする高梨子たかなし村とともに「市之萱村」とみえ、両村の合計高六一石余はすべて畑方、高梨子村には御巣鷹山があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android