希少資源(読み)きしょうしげん

世界大百科事典 第2版の解説

その利用可能量が欲求に比べて相対的に限定されている資源をいう。利用可能量が欲求に比べて限定されておらず,希少性をもたない資源は,いかに有用であり効用をもとうとも,経済学の対象とはならず,希少資源こそがその対象となる。そして,やサービスを生産するために,希少資源を効率的に配分するメカニズムの研究が,古くから経済学の研究課題であった。自由市場における価格機構は,希少資源を効率的に配分するすぐれたメカニズムの一つである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の希少資源の言及

【資源配分】より

…資源配分とは一般に,さまざまな希少資源がなにをどのようにつくるために配分されるかということを意味するが,経済学の概念として基本的な役割を果たすものである。経済学者のなかには,たとえばロビンズLionel Charles Robbins(1898‐1984)のように,科学としての経済学の主要な課題は,資源配分の問題を解くことであるという主張をする人もいるほどである。…

※「希少資源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ミルクティー同盟

アジア各国の民主化を求める若者によるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上での同盟の名称。もともとは香港、台湾、タイなどの若者が自国の民主化を求めて行っていたそれぞれの抗議運動がSNS(ソ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

希少資源の関連情報