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自由財(読み)ジユウザイ

世界大百科事典 第2版の解説

じゆうざい【自由財 free goods】

なんら希少性を有さず,価格がゼロでも超過供給の発生する財のこと。現代はともかく,かつては水や空気が典型的なものとしてよく例にひかれた。市場における価格調整メカニズムは,一般に,財に超過供給がある限り価格を押し下げる働きをする。しかるに,自由財の供給量は需要量に比べて相対的に豊富なるがゆえに,価格がゼロに下がっても,なお超過供給が発生する。これに比べて,価格がゼロに下がれば必ず超過需要の発生する財を,経済財economic goodsと呼ぶ。

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大辞林 第三版の解説

じゆうざい【自由財】

存在量がきわめて多く、原則としてその獲得のために代価を必要とせず自由に入手できる財。空気・水など。 ⇔ 経済財

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世界大百科事典内の自由財の言及

【財】より

…英語のgoods and services(財貨・サービス)という表現からわかるように,たんに有形な物質的なものだけでなく,サービスという無形なものも含めて考えるのが普通であるが,マルクス経済学では物質的なものに限定して考えることが多い。 経済学で財という言葉を用いるときには,経済財と自由財に分けられることがある。経済財というのは,人々が直接,間接に管理することができるようなもので,その供給が限定されていて,市場的交換の対象となるようなものをいう。…

※「自由財」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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