自由市場(読み)ジユウシジョウ

デジタル大辞泉 「自由市場」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐しじょう〔ジイウシヂヤウ〕【自由市場】

自由な意志行動から生じる経済活動上の利点を主張する自由主義思想に基づく経済活動および市場。すべての取引・売買がそれを望む者の意志・自発性によって行われるとする。政府権力介入排除または最小限にとどめ、個人の自由な経済活動によって取引が行われる市場では、需要供給調整が最も効率よく行われ、利益を最大化するとされる。この利益には、個人的な利益だけではなく、国家経済や社会福祉上の利益なども含まれる。フリーマーケット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自由市場の言及

【モスクワ】より

…ロシア連邦の首都。またモスクワ州の州都でもある。ロシア連邦の政治,経済,学術,文化,交通の中心であり,かつては社会主義圏全体の中枢でもあって,東欧社会主義諸国のCOMECON(コメコン)(経済相互援助会議)の本部がここに置かれていた。面積約1000km2,人口871万7000(1996)。
【地理】

[自然]
 ヨーロッパ・ロシアのほぼ中央,北に広がる針葉樹林帯と南につづく混合樹林帯の境界上の北緯55゜45′,東経37゜42′に位置している。…

※「自由市場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android