帝国製麻名寄工場跡(読み)ていこくせいまなよろこうじようあと

日本歴史地名大系 「帝国製麻名寄工場跡」の解説

帝国製麻名寄工場跡
ていこくせいまなよろこうじようあと

[現在地名]名寄市西四条南・西八条南など

名寄市街地の南の一画にある。大正四年(一九一五)一〇月帝国製麻株式会社名寄製線工場として操業を開始。敷地は約三〇町、事務所・工場・倉庫社宅・浸水設備など二九棟もの施設が建てられた。当工場では道北地方で買付けされた亜麻茎皮から繊維を取出す工程までがなされた。昭和一一年(一九三六)の生産高二七万三二二九キロ・生産額一五万一千四二九円となり、製材に次ぐ(町勢要覧)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android