日本歴史地名大系 「帝釈天堂」の解説 帝釈天堂たいしやくてんどう 京都府:船井郡八木町舟枝村帝釈天堂[現在地名]八木町字船枝船枝(ふなえだ)集落の北部山中にある。庚申(こうしん)さんと称して崇敬者が多い。船枝の福寿(ふくじゆ)寺(曹洞宗)所蔵の慶長七年(一六〇二)正月一六日付の紫雲山小倉寺縁起によると、宝亀一一年(七八〇)和気清麻呂が神護(じんご)寺(現京都市右京区)を草創した際霊感を受け、丹波の国船井郡吉富(よしとみ)庄舟枝(ふなえだ)村東北の山上に至って小倉の中に帝釈天像を発見、一寺を建立して紫雲山小倉(おぐら)寺と号した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by