師命(読み)しめい

精選版 日本国語大辞典 「師命」の意味・読み・例文・類語

し‐めい【師命】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 師の命令先生の言いつけ。
    1. [初出の実例]「いはんやその余の職、いづれも師命にしたがふなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・下〕
  3. 師のいのち。先生の寿命
    1. [初出の実例]「我が二つ無き命、しめいに奉ず」(出典:寛永版曾我物語(南北朝頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「師命」の読み・字形・画数・意味

【師命】しめい

軍命

字通「師」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android