師田原村(読み)しだわらむら

日本歴史地名大系 「師田原村」の解説

師田原村
しだわらむら

[現在地名]大野町沢田さわた 師田原

木浦内きうらうち村の南、南流する十時ととき川流域にある。正保郷帳に村名がみえ、田高二六石余・畑高一三石余、土師はじ郷に属し、柴山有と注記される。当村の字成法師なるぶしは正保郷帳に成法師村とみえ、田高一一石余・畑高四石余、土師郷に属する。同村は元禄・天保両郷帳にも記載されるが、旧高旧領取調帳に村名はみえず、幕末までに当村に含まれたと推定される。旧高旧領取調帳では当村の高一〇九石余。安永七年(一七七八)には土師組に属した(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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