ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帯状対流雲」の意味・わかりやすい解説 帯状対流雲おびじょうたいりゅううん 冬の日本海で,寒気の吹き出しに伴って現れる幅の広い帯状の雲域。寒気の吹き出しに伴う筋状雲の走向とほぼ直交する雲と,南縁に積乱雲を含む活発な対流雲列とで構成される。この雲は朝鮮半島北部または沿海州南部付近から始まり,季節風の風向に沿って伸び,主として北陸地方や山陰地方に達し,強風や降雪となることがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by