雲域(読み)くもいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雲域」の意味・わかりやすい解説

雲域
くもいき

気象衛星からの雲画像で,まとまりをもった雲の領域。雲域を追跡することにより,雲域の高度風向風速を推定することができる。また,帯状に連続した雲域を雲の帯(雲バンド)といい,台風に伴う外側の雲の帯や対流性の雲域,前線に伴う中・下層,上・中・下層などの多層構造の帯状の雲域をさす。雲バンドの幅は緯度 1°(約 100km)以上で,長さの 4倍以上あることが基準となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む