帳下(読み)ちょうか

精選版 日本国語大辞典 「帳下」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐かチャウ‥【帳下】

  1. 〘 名詞 〙 幕の張ってあるところ。転じて、将軍居所幕下
    1. [初出の実例]「胸裏百万兵はあり 帳下三千将足るも 彼れはた時をいかにせむ」(出典:天地有情(1899)〈土井晩翠〉星落秋風五丈原)
    2. [その他の文献]〔史記‐樊噲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帳下」の読み・字形・画数・意味

【帳下】ちよう(ちやう)か

帳の下。幕営。〔史記、樊伝〕樊、營外に在り。事のなるを聞き、乃ち鐵盾を持し、入りて營に到る。營衞、を止む。直ちに(つ)きて入り、帳下に立つ。

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