常\恒の産(読み)つねのさん

精選版 日本国語大辞典 「常\恒の産」の意味・読み・例文・類語

つね【常・恒】 の 産(さん)

  1. ( 「恒産(こうさん)」の訓読み )
  2. 一定職業または資産。安定した職または財産
    1. [初出の実例]「人、恒の産なき時は、恒の心なし」(出典:徒然草(1331頃)一四二)
  3. 転じて、当然のこと。あたりまえのこと。
    1. [初出の実例]「其座を離て、其人さへ居ねば謗るが、恒(ツネ)の産(サン)となりぬ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む