最新 地学事典 「常時自由振動」の解説
じょうじじゆうしんどう
常時自由振動
seismic HUM
天体において流体運動により常時微弱に励起される自由振動。太陽ではドップラー偏移の5分振動として観測され,励起源は対流層の乱流。地球では地震活動の静穏期における重力計・広帯域地震計の記録から周期数分の固体地球の自由振動の基本モードとして観測され,励起源は大気・海洋の運動。振幅には10%程度の季節変動があり,観測点によらず北半球の夏に大きい。大気の音波モードと共鳴するモードは大きな振幅をもつ。
執筆者:須田 直樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

