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重力計 じゅうりょくけいgravimeter

翻訳|gravimeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重力計
じゅうりょくけい
gravimeter

重力を測定する器機の総称。重力計の原理としては,(1) 物体の自由落下の速度を測定するもの,(2) 振り子の周期を測定するもの,(3) ばねにつるされた物体によってばねの伸縮が変化するのを測定するもの,(4) 弦の振動周期が変化するのを測定するものなど,各種のものがある。広く使われている重力計は (3) の原理によるもので,地球の引力の強さを 10 -7 の精度で測定できるものも製作されている。現在では陸上,大洋,高空上でもこの種の器械を使って重力の測定が実施されている。重力計は地球内部の質量分布の異常を知るのに使われ,地下資源の探査にも有力な武器になっている。

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デジタル大辞泉の解説

じゅうりょく‐けい〔ヂユウリヨク‐〕【重力計】

重力加速度を測定する装置

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百科事典マイペディアの解説

重力計【じゅうりょくけい】

重力を測定する機械。1地点の重力値そのものを測定する絶対重力計と,2地点間の重力差あるいは1地点の重力の時間変化を測定する重力計とに分けられ,一般に重力計といえば後者をさす。
→関連項目重力

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうりょくけい【重力計 gravimeter】

重力を測定する器械をひろく重力計というが,これは1地点の重力値そのものを測定できる絶対重力計と,2地点間の重力差あるいは1地点の重力の時間変化を測定するいわゆる重力計とに分けられる。 絶対重力計は以前は可逆振子が使われたが,現在はもっぱら物体の自由落下運動が利用されている。可逆振子は,剛体振子を1点Aで支持・振動させたときの周期と,これを上下転倒して他の点Bで支持したときの周期とを等しくできれば,その周期TはABの間隔lと長さの等しい単振子の周期に等しいという事実を利用するもので,g=4π2l/T2で重力値が求まる。

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大辞林 第三版の解説

じゅうりょくけい【重力計】

重力加速度を測定する装置。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重力計
じゅうりょくけい

重力の加速度の大きさを測定する装置。地球上の物体にはいつでも下向きの力が作用し、物体は落ちようとしている。この力が重力である。しかし一般には、物体が真空中を落下するときの重力による加速度を単に重力といっている。重力の加速度は、地球表面ではほぼ9.8メートル毎秒毎秒であるが、場所によって多少その値が異なる。以前には振り子の周期から重力を求める振り子式重力計がよく使われたが、最近はばねの伸縮を利用したスプリング式重力計が多用され、さらに、おもりを下げた弦の振動数を測定する弦式重力計、真空中の物体の落下を直接に測定する絶対重力計なども開発されている。[長沢 工]

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