常永寺(読み)じようえいじ

日本歴史地名大系 「常永寺」の解説

常永寺
じようえいじ

[現在地名]熊本市京町二丁目

近世のきよう町二丁目本通りの西側に並行する二つ目の通りである今京いまぎよう(裏鳥町)通の東側にあり、金渓山と号し真宗大谷派。本尊の阿弥陀如来立像は、榧の一木造で、平安中期から鎌倉初期の作といわれる。慶長六年(一六〇一)開基(国誌)創建は祐玄という(熊本区誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android