常江戸(読み)ジョウエド

デジタル大辞泉 「常江戸」の意味・読み・例文・類語

じょう‐えど〔ジヤウ‐〕【常江戸】

大名またはその家臣が、参勤交代をせずに、常に江戸に在勤すること。また、その大名や家臣。常府。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常江戸」の意味・読み・例文・類語

じょう‐えどジャウ‥【常江戸】

  1. 〘 名詞 〙 大名あるいはその臣下が、常に江戸に在勤すること。また、その大名または臣下。常府。
    1. [初出の実例]「保生に蕎麦切かはせたふはあらね共〈定之〉 常(ジャウ)江戸にすむ三ケ月の空〈高政〉」(出典俳諧・ほのぼの立(1681))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android