…荒廃した田畠の総称で,年貢,公事の免除地。検注帳などでは,常荒(じようこう),年荒(ねんこう),荒,不作(ふさく)のような区別がみられた。常荒とは,かつて田畠として開発されたが,地質,地勢などの条件によりほとんど収穫が望めないため,長い間放置されたままの荒地をいう。…
…これを狭義の無主地と規定することができる。なお,開発ののち長期間放置されていた常荒(じようこう),永不などと称される田畠も,無主地にもどった。 ところで,無主の山,特に黒山(くろやま)や荒野は,有益・有利の地としての開発が求められ,開発者に私領主権が認められた。…
※「常荒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...