常論(読み)じょうろん

精選版 日本国語大辞典 「常論」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ろんジャウ‥【常論】

  1. 〘 名詞 〙 平常からもっている考えや説。また、ごくありきたりの議論
    1. [初出の実例]「足下の常論を続ぎ議事院に於て之を主張せば」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五一)
    2. [その他の文献]〔漢書‐谷永〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常論」の読み・字形・画数・意味

【常論】じよう(じやう)ろん

普通の論。また、不変の論。〔後漢書、王符伝〕國は賢を以て興り、諂(てん)を以てふ。君は忠を以て安く、佞(ねい)を以てし。此れ古今の常論にして、時の共に知るなり。

字通「常」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む